2006年版 世界In-Car-Computing市場の徹底研究
137 頁
\99,900.-
出版日: 2007年3月19日
付属CD-ROM\30,000.-

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インドの自動車市場が飛躍期に突入しようとしている。既に年間150万台市場が形成されている。さらに、自動車輸出基地としても注目されている。2010年には生産は400万台に達するのではないかと予想される。

インドでは北部(デリー)、西部(ムンバイ)そして南部(チェンナイ)が自動車産業の拠点である。90年以前はデリー、そしてムンバイへ、今南部のチェンナイが自動車産業で地域を興そうとしている。この三極の都市間の競争も激しく、国、地域をあげた自動車産業育成策がとられようとしている。

この一大市場を目指して、世界の自動車メーカー及びカーエレクトロニクスメーカーが進出を始めた。1990年以前に活躍していたスズキ、TaTa、マヒンドラに加えて、1990年代半ばに現代自動車が頭角を現した。現在はスズキ、TaTa、現代がインド三強を形成している。2000年以降はホンダ、トヨタ、GM、Ford、SKODAが参入し、上級車市場が出来上がった。さらに、BMW、Mercedes Benz、VW及びRenault日産がインド進出を発表した。

2000年以前はカーエレクトロニクスとは縁が無かったインド乗用車市場ではあるが、激烈なOEMの新車開発競争のもと、カーエレクトロニクス搭載競争が始まろうとしている。
OEMと共にインドに進出したBoschを始めとしたグローバルTier1群は既にインドに根を下ろしており、OEMの要求に対応できる体制を取ろうとしている。

スズキは小型のコモンレールディーゼルの生産体制を確立した。インドでは既に30%がディーゼルである。排気ガスを撒き散らして走るので大気汚染は主要都市で極限に達している。軽油が安いことでディーゼルの人気が高い。そこで、いち早くコモンレールディーゼルを投入し、シェアー50%を死守する戦略である。

安全性を高めるABS、エアバッグはコンパクトセグメントでも搭載され、セキュリティーのイモビライザー、利便性のキーレス、パワステ、パワーウインドー、パワーシート、セントラルロック等が装備されるようになってきた。

2007年3月まで半年に渡り、チェンナイ、ムンバイそしてニューデリーを実地に歩き、インドの現状と将来展望を分析した。本レポートが関連市場各位のご参考になれば多大の喜びであり、且つご意見を賜ることを希望しております。


目 次


1章、インド自動車産業        1

1−1、インド自動車産業の実態 1
    1−1−1、自動車生産台数推移と予測 1
    1−1−2、インド車産業の構造 3
    1−1−3、乗用車形態別市場シェアー 6
1−2、インド自動車メーカーの構造 7
    1−2−1、乗用車メーカーの車種と2007年戦略7
    1−2−2、各自動車メーカーの特徴 9
    1−2−3、自動車メーカーの生産体制 10
    1−2−4、乗用車のセグメント 13
1−3、インド乗用車市場の分析   14
    1−3−1、メーカー別生産台数推移 14
    1−3−2、乗用車セグメント別車種 15
    1−3−3、乗用車輸出動向 16
1−4、車社会の実際            17
1−5、排気ガス規制            21
1−6、チェンナイインドのデトロイトと謂われる都市23

第2章、インド自動車メーカーの現在と将来展望 25

2−1、スズキ(Maruti Udyog 25
    2−1−1、現状分析 25
    2−1−2、新型のZen 26
    2−1−3、Swiftディーゼル 27
    2−1−4、輸出戦略 29
2−2、トヨタ            30
    2−2−1、現状分析 30
    2−2−2、Innova 31
    2−2−3、カローラ 33
2−3、ホンダ            34
2−4、日産自動車 36
    2−4−1、チェンナイへ進出36
    2−4−2、MahindraRenault日産の生産拠点37
2−5、三菱自工            38
    2−5−1、パジェロ 38
    2−5−2、ランサーCedia 38
2−6、DaimlerChrysler/Mercedes Benz40
2−7、BMW     41
    2−7−1、チェンナイ工場の実態 41
    2−7−2、マヒンドラシティーとは 44
    2−7−3、マヒンドラシティーのゲストハウス 47
    2−7−4、マヒンドラシティーに進出する企業群49
2−8、VW 52
2−9、Renault 53
2−10、Fiat 53
2−11、GM 54
2−12、Ford 55
    2−12−1、Fordの蹉跌 55
    2−12−2、Fordのチェンナイ工場55
    2−12−3、Ford Ikon 57
2−13、現代自動車 58
    2−13−1、チェンナイへの決断 58
    2−13−2、現代のチェンナイ工場 58
    2−13−3、現代チェンナイ工場の実態 59
    2−13−4、現代チェンナイの増設工事 61
    2−13−5、現代工場に隣接する部品メーカー群61
2−14、TaTa Motors 64
    2−14−1、現状分析 64
    2−14−2、IndigoXL 65
    2−14−3、Safari VX 65
2−15、Mahindra & Mahindra 66
2−16、Hindustan Motors 67

第3章、インドで売れる乗用車の要素68

3−1、売れ筋動向 68
3−2、消費者事情と車両価格 70
3−3、ディーラー事情 73
    3−3−1、チェンナイのディーラー事情73
    3−3−2、マルチ 74
    3−3−3、現代自動車 78
3−4、カー用品店の現状 79
3−5、修理、サービスショップの現状80
3−6、道路事情   82
3−7、燃料事情            86
3−8、燃費比較   88
3−9、環境対策            89

第4章、個別カーエレクトロニクス市場分析90

4−1、インドでのカーエレクトロニクス搭載状況90
4−2、パワートレイン 92
    4−2−1、ガソリンエンジン 92
    4−2−2、ディーゼルエンジン92
     1)ディーゼル市場展望 92
     2)TaTa Indigo XL 93
     3)三菱パジェロ 94
     4)Maruti Udyog Swift 95
4−3、走行系            96
    4−3−1、ブレーキ 96
    4−3−2、トランスミッション 96
    4−3−3、サスペンション 97
    4−3−4、ステアリング 97
4−4、ボディー系 98
    4−4−1、エアコン 98
    4−4−2、パワーウインドー98
    4−4−3、パワーシート 99
    4−4−4、サイドミラー 100
    4−4−5、ヘッドライト 101
    4−4−6、エアバッグ 101
4−5、電気部品 102
    4−5−1、バッテリー 102
    4−5−2、センサー 102
    4−5−3、モーター 102
    4−5−4、ワイヤーハーネス102

第5章、インドカーエレクトロニクス市場103

5−1、カーエレクトロニクスメーカー概要 103
5−2、カーエレクトロニクス生産項目 106
5−3、カーエレクトロニクスメーカー/OEM供給・購入関係マトリックス 109

第6章、主要カーエレクトロニクスメーカーの動向 112

6−1、デンソー 112
6−2、ケーヒン 113
6−3、Sona光洋ステアリング 113
6−4、UCAL FUEL SYSTEMS(ミクニ)114
6−5、Bosch India/MICO 115
6−6、Autoliv IFB India 116
6−7、SiemensVDO 116
6−8、Delphi India 117
    6−8−1、Delphi Automotive Systems117
    6−8−2、DelphiTVS 117
6−9、Visteon India 119
6−10、TaTa 120
    6−10−1、TaTa AutoCompTACO 120
    6−10−2、TaTa東洋ラジエーター 121
    6−10−3、TaTa Johnson Control 121
    6−10−4、TaTa Ficosa            121
6−11LucasTVS            122

第7章、インドカーマルチメディア市場125

7−1、日、韓、台、欧サプライヤーの競合125
7−2、カーオーディオ 126
    7−2−1、OEMカーオーディオ126
    7−2−2、トヨタInnova 126
    7−2−3、TaTa Safari 127
    7−2−4、三菱パジェロ 128
7−3、市販カーオーディオ 129
    7−3−1、現状分析 129
    7−3−2、パナソニックショップ130
    7−3−3、ソニーショップ 131
7−4、カービデオ&後席エンターテインメント133
7−5、カーナビ   134
    7−5−1、Garmin 134
    7−5−2、Navteq 134
    7−5−3、PNDメーカー動向134
7−6、テレマティックス 135
    7−6−1、TACOMobiAppsテレマティックス 135
    7−6−2、運行管理システム136
7−7、ハンズフリー 137
7−8、ソフトウエア価格 137



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