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2001年8月24日から27日にかけて台湾の国際展示場にて台北テレコムが開催された。 IT不況の中での開催で規模は昨年の2/3に縮小した。 @ Nokia、Ericssonといった大手は携帯電話不況の打撃からか不参加であった。不振の中でもシェアーを 伸ばしているSiemens、三星、台湾で強い松下、Sagem等は新製品をアピールしていた。 A 今年の目玉はGPRSの投入である。現在は中華テレコム、和信の二つのオペレーターが先行し てサービスを始めている。端末は欧米の5メーカーが投入していた。送信20Kbps、受信10Kbpsの2+1端末 から年末にはその倍の4+1端末にグレードアップされる。 特に和信は月450元(1400円相当)で 使い放題のサービスを投入し、盛んにアピールしていた。モバイルインターネットの定額制がいち早く台湾 で始まったことが印象的である。そのプライスリストを写真に示した。 B 6社のオペレーターの競合から統合への過程が進みつつある。台湾大A大がB亜通信を買収し トップクラスに躍り出た。中華、和信との三つ巴の競争になりそうである。 C ドコモは和信の株式を取得し、和信と共同で展示していた。年末にはIモードの投入を計画している。 投入端末はNEC製の人気端末が決まっているとのことである。FOMAについても説明していたが、 台湾での開設時期は未定とのことである。 D 端末のカラー化は年末のモデルで台湾ブランドから投入される。台湾ブランドは海外ブランド との差別化を図る為に積極的に採用する見込みである。海外ブランドは来春採用ということになる。 E コンテンツではYesMobileが日本のコンテンツを積極的に中国語化して投入する計画である。 既に香港、上海、北京に事務所を設け、中国語圏全体にサービスを展開する計画である。 昨年はこのようなコンテンツプロバイダーが多数出展していたが大半が消滅したとのことである。 1億人以上の世界最大の中国向けのコンテンツの窓口的な役割を占めている。 F PHSのサービスは大衆電信がスタートし、既に3ヶ月で6万人の加入者を獲得したとのことである。 データ通信ではGPRSと比較してコスト優位であることを強調していた。台北から年末には新竹まで拡大する ことを計画している。端末は三洋電気製が紹介されていた。 G PDAは台湾ブランドが広範囲に使われており、MotorolaのCPUであるドラゴンボールが市場を占有している。 |
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